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キャスパ(英語表記「''CASPA''」)は、広島県福山市三之丸町にあったショッピングセンター。 == 歴史・概要 == 福山駅南口〔を出てすぐ目の前でアイネスフクヤマの隣にある〔“「アイネス」開業2週間、ビル内と周辺で明暗 福山駅前”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2011年4月16日)〕地上8階地下1階建て〔“「キャスパ」閉店 36年に幕”. 中国新聞 (中国新聞社). (2012年2月1日)〕の『福山駅前三之丸共同ビル』で営業しており、下層階にはファッション雑貨店や飲食店、上層階には専門店などが入居していた。 1976年(昭和51年)〔6月に鞆鉄道バスセンター跡地に広島県内を地盤とするスーパー・イズミの福山店を核テナントに据えた『福山駅前共同ビル』として開業〔。鞆鉄道の系列会社「トモテツセブン」〔による専門店街もあり、これが現在のキャスパのルーツに当たる。 当初は専門店とイズミの運営による店舗とが混在していたが、段階的にイズミは撤退し、最終的には専門店に統一された。 1987年(昭和62年)に『キャスパ』に改称〔。運営担当もトモテツセブンから、イズミが50%出資した〔“「キャスパ跡」活用に意欲-林社長 来年1月末閉店を発表”. 中国新聞 (中国新聞社). (2011年8月25日)〕「有限会社キャスパ」〔に変更された。 若者向けファッションを中心に人気を集めて〔流行発信の拠点として〔“流行発信の拠点 別れ惜しむ”. 中国新聞 (中国新聞社). (2012年1月31日)〕周辺市町からも集客し〔“<5>縮む郷土 流出の影、都市にも”. 中国新聞 (中国新聞社). (2012年4月30日)〕、1990年代にはファンション関連を中心に約120店舗が入居していた〔。 しかし、郊外型ショッピングセンターの出店が相次いで集客力が減少していたところにリーマンショック後の消費低迷が重なり〔、2011年(平成23年)9月30日に核店舗だったフレスタが隣接して完成した再開発ビルアイネスフクヤマに店舗を移転させるために閉店となる〔“福山キャスパのフレスタ閉店”. 中国新聞 (中国新聞社). (2011年9月30日)〕などテナントの流出が相次ぎ、同年夏に閉店が発表された時点では約40店舗までテナントが減少して〔かつての面影は失われていた〔。 そのため2011年(平成23年)8月10日に2012年(平成24年)1月末をもって閉店することが発表され〔、予定通り2012年(平成24年)1月31日に閉店した〔〔。 なお、兵庫県姫路市にも同名の商業施設が存在するが、一切関係はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キャスパ (福山)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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